2016年3月30日水曜日

⑤ミニ囲碁入門(その1)1.1はじめに

⑤ミニ囲碁入門(1/2)
1 入門編1/2. (必ず、九路碁盤とごいしをごよういください)

目次
1.1はじめに
1.2九路囲碁の説明
1.3 知っておくべき基本用語
1.4禁じてと終了
1.5 定石(その1)
1.6.自分の地
1.7 余談

1.1 はじめに

起源は4000年ほど昔の中国といわれていますが、日本には遣隋使か遣唐使によって持ち帰られたようで、正倉院の御物として保管されています。ルールは非常に単純で、黒と白の碁石を交互に置き、これ以上、互いに碁石を置く必要が無くなった時点で、陣地の大きさを競うげーむです。それ故、戦略、戦術が必要で、”捨石”、”岡目(傍目)八目”などの用語は私たちの生活の中に残っております。現在では、言葉の不要な知能ゲームとして、世界中に広まっておりますが、ここで紹介をするミニ囲碁は1987年に日本で考えられ、従来の碁盤の約四分の一の大きさの九列休業の81目の碁盤のゲームで、九路以後とかミニ囲碁と呼んでおります。ルールは従来の囲碁と全く同じですが、対局時間も格段に短縮されるために現代に会ったげーむとしても世界的に注目をされつつあります。日本では古来からの囲碁の入門用として、用いられることもあって、軽く見る風潮もあるようですが、その奥の深さは代わることなく、従来の囲碁の後半戦に到達するのが速いだけです。丁度マラソンと短距離走に似ています。ミニ囲碁であれば、電話対局も可能で、視覚障害者でも、北海道と沖縄の方が在宅で囲碁を愉しむこともできます。高齢化、過疎化が進む社会であっても、囲碁を介して、老若男女を問わず、囲碁の歴史に新しい息吹が生じたように感じます。

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