2016年3月30日水曜日

⑤ミニ囲碁入門(その1)1.2九路囲碁の説明

⑤ミニ囲碁入門(その1)
1 入門編1/2. (必ず、九路碁盤とごいしをごよういください)
目次
1.1はじめに
1.2九路囲碁の説明
1.3 知っておくべき基本用語
1.4禁じてと終了
1.5 定石(その1)
1.6.自分の地
1.7 余談

1.2 九路囲碁の説明

九路盤は縦9本横9本の線の交点の81個を目(もくあるいはメ)と呼びます。その交点の上に黒石が先手で黒石と白石が交互に自分の作戦で石が置かれます。置く場所の位置は番地のように左上隅を起点にして、横方向に算用数字の1から9の番号が、縦方向は上から下へ漢数字の一から九までがつけられます。読み方は横方向が先で(3の四)といえば、左から3列目、上から4行目の場所になります。(5の五と言えば、中央で、天元などとも言っております。(9の九)は右下隅になります。本、パソコンなどの画面、電話対局は左隅(1の一)を上にしてやるのですが、向かい合って対局をする場合は、白石側が前に座りますから、白を持つ人は右下隅が(1の一)で左上隅が(9の九になるので、視覚障害者が相手の場合は正確にその場所を伝えてください。碁盤上に置かれた石は同じ色の石が上下、左右の線上で繋がっているときは一つの集団として扱いますが、斜めや石と石の間に目があるときは繋がっているとはいいません。例えば、(1の一)、)1の二()、(2の二)、(3の二)に同色の石があれば、この4石は繋がっています。(4の三)とか(5の二)は(3の二)と繋がっておらず、(4の二)や(3の三に相手の石がある場合は切れているといいます。したがって、邪魔な相手の石の上下左右の全てを取り囲んで”殺す”という言葉で、相手を死に到らしめて、自分の陣地を拡げます。相手をけんせいしつつ、上手に活きる(いきる)のが真髄ですが、相手より広く陣地を取らねばならないのが、難しいところです。

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